【経営者向け】社内システムのDX化ってどうするのか?

社内DX化が叫ばれる昨今、BtoBでビジネスを展開する弊社が、多くの中小企業のネットワークインフラを見た上で、改めて社内DXを考えてみました。
 
目次

1.結論からいうとITシステムを導入するしかない

社内DXとはすなわち、ITを使って社内業務効率をすすめましょう、ということです。
ということは、特に中小企業は独自でシステム開発することは稀なので、SaaSのITシステムを導入するしか無いのです。
SaaSシステムは無料で使えるものもありますが、どうしても使い込もうと思うと月額料金は発生してきます。
ただ、社内システムを独自で開発すると数十万・数百万という規模ですが、SaaSシステムは月額数千円からで、適合しないなら止める決断もできますので、そのへんはあまり不安に思わなくて大丈夫です。
 

2.どんなITシステムが良いのか?

ITシステムといっても色々あるので、一旦ピックアップしてみようと思います。
 
  • 在庫管理システム その名の通り、在庫を管理するシステムです。 在庫管理をデータベース化することはすなわち業務効率にほかなりません。
  • CRM(Customer Relationship Management) 顧客管理をデータベース化することで、問い合わせ・見積もり・売上等々をにリレーションをもたせます。社内の情報共有や販促戦略が見えてきます。
  • MA(Markething Automation) 営業を自動化・見える化することができます。CRMと似ていますが、営業に特化しているのが特徴です。
  • ビジネスチャット 社内の情報共有を加速させます。
  • ミーティングツール オンラインでミーティングを可能にします。社内MTGもそうですが、クライアントとのMTGもクラウド化することも多くなりました。
  • クラウドストレージ 社内データをクラウド化することで、社外でデータ確認したり、スマホでデータ確認なども可能になります。また社内データの冗長性向上というメリットもあります。
 

3.手始めにオススメのITシステム

とはいえ、一度に全て導入しようと思うと大変です。
この辺から手を付けては、というオススメを紹介いたします。
 

1.Chatwork(ビジネスチャット)

各種ビジネスチャットは展開されています。
メジャーなとことでは、Chatwork・Slack・Teamsが挙げられます。
 
私の肌感だと、Teamsはエンプラ企業、SlackはIT業種、Chatworkは中小企業が多いという感想です。
ビジネスチャットは取引先との連携も取ったりするので、中小企業はChatworkかなと思います。
ビジネスチャット導入で、メールの使用は大幅に減ります。
(メールの提携挨拶とか面倒ですよね。)
 

2.キントーン(CRM)

CRMも多岐にわたる選択肢があります。
日本ではメジャーな2つがあります。
Salesforceとキントーンです。私はキントーンをおすすめしています。
CRMはどうしても自社のビジネスにマッチさせる必要があります。
その場合、いちいち外注さんに依頼していると、スピード・コストとも合わなくなりますので、社内でカスタマイズしていく必要があります。
カスタマイズの手軽性という点で、キントーンをおすすめします。
 
 

3.notion(タスク管理)

notionはタスク管理ツールという分類になっていますが、それだけにとどまりません。
多機能ツールと言えます。
少しだけ機能をピックアップします。
  • タスク共有
  • 社内情報共有
  • 情報発信
  • AI
 
なによりnotionは無料でスタートできるので、使ってほしいです。
 

4.まとめ

社内DX化はまず、興味を持って導入してみることにつきます。
これは社員から導入してみましょうと提案があることは少ないです。
なぜなら、これまでの業務をこなしながら、ITツールを学ぶ必要があるからです。
どうしてもITツールを導入すると、その切替タイミングは混乱が起こります。
 
しかし経営陣はその混乱を恐れずに導入に踏み切る必要があります。
社内DX化が進めば、社員は業務改善して、会社は売上利益を享受することができるのは間違いないからです。
 
 

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株式会社オフィスゲートは多くのBtoBの経験から、中小企業のDX化をサポートしております。
特にキントーンとnotionのサポートを得意としております。
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042-440-6066 担当中村